知識と話題のスプロール

スプロール現象とは、一般には都市が無秩序に拡大してゆく現象を指す。スプロール化とも言う。「スプロール」とは「虫食い」の意味。

活字の海で 手を広げ泳げば

作ったとはいえ。

書かなさすぎです。

さすがになんか書こうかなと思いました。

 

昔は読書家だったんです。

というより文字なら何でも読んでいたタイプ。

思えば自分の知識量はこれにかなり下支えされてきたのでしょう。

成績落ち始めたタイミングと読書習慣がなくなったタイミングが同じなので間違いない。

 

そんな本好きを支えてたのはもちろん親の努力な部分があって、特に小さいころ近所に移動図書館が来ていたことが大きかったのかなと思うのです。

週1回本を積んだトラック(なのか?)が来て、そこで好きな本を選んで借りられる。

これは子供にとっていい経験だったのでは?

 

いまはもう新聞毎日読むのすら続けられないくらいに文字を読むのは苦手になりましたが、それでも本が並ぶ空間っていうのはちょっと心躍ります。気になって本を手に取って立ち読みするくらいでも十分に楽しい。

 

という中で、最近訪れた場所について。

一つは「ランプライトブックスホテル」 https://www.lamplightbookshotel.com/nagoya/

 

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▲この向いは公園になっててそれもまた良い

 名前の通りホテル、ではあるんですが一階が24時間営業のブックカフェになっている。

置いてあるのは主にミステリー、あとは旅に関する本。

決して広くはないけれど、近くにあれば居場所にできそうな、そんな感じのいい空間だったのです。

朝起きて1階のカフェで朝ごはん食べて、そのままコーヒー片手に置いてある旅行雑誌片っ端から読んでたら最高の午前中になりましたとさ、と、

 

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 ホテルの一室にも本がある。隅に写る「3秒」はなかなかの迷作

 

もう一つは「武蔵野プレイス」  http://www.musashino.or.jp/place/

これはいつぞやから紹介はされてたけど行ったことがなくて。

この前東京競馬でちょい勝ちのでその利益で寄ったんです。

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館内撮影禁止を忠実に守ったんで

中がすごい。

メインは図書館なのですが、そのほか生涯学習支援、青少年学習支援、市民活動支援の用途もある。本の種類は定番からおしゃれっぽい最近のやつ、生活実用から子供向けまで充実。雑誌新聞もかなりの種類を取り揃えており(ぱっと見)十分。その他1階に本持ち込み可のカフェがあったり、地下に音楽用、ダンス用のスタジオがあったり、ワーキングデスクがあったり、、、

で、その全てが使われている。多世代の人がこの建物の中で時を過ごしている。

素直に「すげえ」と。「いいなあ」と。

なんでもっと早く来なかったんだ、と。

 

図書館はただ本を蓄える場所というだけではなく、豊かで良質な「居場所」であることが重要なのかもしれない。本がある「居場所」という意味では一つ目のホテルだってそうだ。

目的がなくとも、そこへ行けば、何かを得られる、何かが体験できるそんな場所。 それが人の暮らしをより良くするんだろうと。

 

ランプライトブックスホテルは、武蔵野プレイスはみんなの「居場所」となっていた。

 

これからこのような場所がどんどん増えてほしい。

いや受動的というよりは主体的に関わっていきたい。

 

将来そういうのに携われるようになるために今何ができるのか。

ちょっとそう思ったここ最近のお話でした。

(そういえば技術士試験半年後なのは予定狂ったなあ……)

 

最後に1曲。この前のイベント曲でしたね。


「デレステ」空想探査計画 (Game ver.) 木村夏樹、浜口あやめ、日野茜 SSR

 

では。